家具選びのポイント:オイル仕上げvsウレタン仕上げ

家具を選ぶとき、素材やデザインはもちろん大切ですが
「仕上げ」にも注目してみませんか?
特に無垢材の家具では「オイル仕上げ」と「ウレタン仕上げ」が
代表的です。
それぞれに特徴があり、使い心地やお手入れの仕方も変わってきます。
今回はどちらが自分に合っているかを見つけるヒントをご紹介します。
オイル仕上げの特徴
オイル仕上げは、木材に天然由来または植物性のオイルを浸透させて仕上げる
方法です。
≪メリット≫
● 木の質感や風合いをダイレクトに楽しめる
● 経年変化を味わえる(使うほどに味が出る)
● 小さな傷やシミも、自分で手軽にメンテナンスできる
≪注意点≫
● 水や油に弱く、輪ジミや汚れがつきやすい
● 定期的なオイルの再塗布が必要
≪こんな方におすすめ≫
● 木の自然な質感が好きな方
● 手をかけながら家具を育てるのが楽しい方
● 経年変化を楽しみたい方
ウレタン仕上げの特徴
ウレタン仕上げは、木の表面にウレタン樹脂をコーティングして仕上げる
方法です。
≪メリット≫
● 水や汚れに強く、お手入れが簡単
● 傷がつきにくく、長時間きれいな状態を保ちやすい
● 日常使いで神経質にならずにすむ
≪注意点≫
● 木の手触りや質感がやや損なわれる
● 傷がついたときの補修がやや難しい
≪こんな方におすすめ≫
● 小さなお子さんがいるご家庭
● 食卓等、水や油を使うシーンでの使用
● お手入れに手間をかけたくない方
決め所は「暮らし方」と「好み」
どちらの仕上げにも良さがあり、正解は一つではありません。
● 自然素材の風合いや経年変化を楽しみたい⇒オイル仕上げ
● 日々の使いやすさや手入れのしやすさを重視したい⇒ウレタン仕上げ
家具は暮らしのパートナー。
仕上げの違いも知って、自分らしい選択をしてみてください。
彩工房畑山では、実際に触れて、見て、体感いただき、
考えていただいております。